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ペストコントロール

トレロナ<sup>®</sup>ATBS

トレロナ<sup>®</sup>ATBSは、有効成分のノバルロンと、独自の製剤技術によってシロアリのコロニーを素早く効果的に駆除することが可能とした、ベイト型のしろあり防除薬剤です。
トレロナ<sup>®</sup>ATBSは、BASFの開発した、Annual Termite Bait System(ATBS)の略称で、日本国内でほぼ全国的に生息するヤマトシロアリと、主に西日本に生息するイエシロアリの両方の防除に有効です。
独自設計のトレロナ<sup>®</sup>ATBSステーションは、カートリッジベイト(1個124g)を2個収納でき、シロアリの素早い喫食を促すように設計されています。これによって、トレロナ<sup>®</sup>ATBSを使用した害虫防除業者は、施工した家屋が確実にシロアリ被害から守られているという安心感を得ることができます。

トレロナ<sup>®</sup>ATBSの特徴

少量のベイト剤でコロニー全体の駆除が可能

優れたベイトマトリックスとPuri-Cell技術により、高い嗜好性を実現

イエシロアリとヤマトシロアリの両方の種を防除

公益財団法人 日本しろあり対策協会ベイト工法登録第10号

トレロナ®ATBS

有効成分のノバルロンは、昆虫成長阻害剤です。シロアリが有効成分を摂取すると、シロアリのキチン合成能力を阻害し、脱皮不全により死滅します。昆虫成長阻害剤は遅効性の防除剤ですが、その作用がゆっくりなのは、ライフサイクルの中で、脱皮をおこなう幼虫に影響を与えるためです。コロニー内のすべてのシロアリが同時に脱皮する事はありませんので、ノバルロンのコロニー全体に対する作用は徐々に現れます。この比較的ゆっくりですが確実な効果こそが、ノバルロンがシロアリのコロニー全体の駆除効果を可能にする特長の一つです。
シロアリの集団が十分に有効成分を含んだベイトを消費すると、コロニーのシロアリ生息数が徐々に減少します。この現象は、シロアリがベイトを消費し続けることで持続し、コロニーの活力を著しく低下させます。さらに、生き残っているシロアリがベイトを消費し続けることにより、最終的にコロニーが全滅します。

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