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ニュースリリース

BASFの新たな重点的アプローチにより農業イノベーションパイプラインが25%向上

BASFは、農業ソリューションのイノベーションパイプラインにおける販売見込みの最高額を、75億ユーロ以上に引き上げたと発表しました。BASFは2029年までに、30以上のプロジェクトの立ち上げを予定しており、これには、新規の種子と形質、化学的および生物学的農薬製品、デジタル製品、提供範囲を拡大する新しい製剤が含まれます。BASFは、農業における戦略に沿って、農業の生産性と環境保護、および社会のニーズのバランスを保てるように、生産者と連携したソリューションに注力しています。

BASF、シンガポールにて作物保護製品のための新生産拠点を立ち上げ

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、アジア太平洋地域における農業ソリューションビジネスのための新しい地域生産拠点をシンガポールに立ち上げました。2021年第3四半期に完成予定で、6つの異なる製剤技術を扱うように設計されており、当社の特許取得済みの作物保護製品を、成長著しいアジア太平洋地域の生産者に供給する予定です。

デジタル技術による作物保護の包括的な解決策-BASF、「Agritechnica 2019」でxarvio® Digital Farming Solutionsと新規にxarvio® HEALTHY FIELDSを発表

農業は世界的に大きな課題に直面しています。一部の地域では、食料や飼料の需要が急速に増加する一方で、供給側の生産体制が整っていません。また、ドイツや他の欧州諸国では、持続可能性と透明性が人々の関心を集めています。これらの課題に対応するため、BASFは「xarvio® Digital Farming Solutions(ザルビオデジタルファーミングソリューション)」として、世界中の農業をより効率的かつ持続可能にするデジタルアプリケーションを開発しています。

BASF、特定の市場においてイノベーション主導型の成長を目指した農業分野の戦略を発表

BASFアグロソリューション事業部門は、マーケットシェアの拡大と農業市場の成長率を1%上回る成長を目指し、2030年までに50%の売上増を目指しています。BASFグループが目標とする、アクセラレータ製品(BASFのサステナビリティ評価ツールにより、バリューチェーンにおいてサステナビリティに大きく貢献すると判断された製品群)により2025年までに売上220億ユーロを達成するという目標にも大きく貢献します。BASFアグロソリューション事業部門の特別項目控除前EBITDAは年間平均成長率5%を目標にしています。

BASF ジャパン、畑作用殺菌剤「イントレックス®フロアブル」を10 月1 日に 販売開始

BASFジャパン株式会社は、畑作用の新規殺菌剤「イントレックス®フロアブル」を10月1日に販売開始します。小麦の赤さび病、雪腐病や、てんさいの葉腐病、根腐病など、主に北海道で問題になっている畑作物の病害の防除において、高い予防、治療的効果を発揮します。

BASF、野菜向けに新たな生物農薬による害虫防除のソリューションを提供

BASFはオーストラリア害虫獣医師会(Australian Pest and Veterinary Medicine Association)から、新しい微生物殺虫剤 Velifer®(ベリファー)の登録を取得しました。この製品は、利用可能なあらゆる防除技術を活用する総合的病害虫管理のアプローチで使用された場合、温室などの設備内で散布される殺虫剤に対して、害虫が抵抗性を持つことを防ぎます。

持続可能な農業のためのイノベーション

BASFは農業向けソリューションの発売予定の製品のパイプラインを大幅に拡充しており、2028年までに発売が予定されている製品の総売上高は60億ユーロにのぼる見通しです。パイプラインには、化学的および生物学的農薬製品、種子および形質、ならびにデジタルソリューションが含まれています。これにより、革新的で持続可能な農業における当社の主導的地位がさらに強化されます。